この日、ぴーすでは全職員参加による研修が行われました。
テーマは『虐待防止』です。
「障害者虐待」とは何か「障害者福祉施設従事者による虐待の事例」などから学びました。
福祉施設では、知識や支援技術の不足により対応方法がわからず、身体拘束による行動制限に頼ってしまう事例が多いようです。
問題行動がなぜ起こるのかを理解し、行動制限に頼らない適切な支援を提供することが必要です。
また、障害のあるなしにかかわらず、その人の年齢や性別に応じた言葉遣いや距離の取り方をふまえて対応することが基本です。
支援される人と対等な立場であるか、常に自身の『こころの立ち位置』を点検し、人権意識をもちながら支援したいと思いました。
今回で4度目となります。
「大阪樟蔭女子大学」の学生さん8名と先生1名がぽっしぇにお越しくださいました。
まずはみんなで自己紹介!当日の朝ごはんのメニューもお答えいただきました。
がっつりカレーを食べた人、パンの人、何も食べなかった人など。
女子大生という同じ属性の自分達も実に「多様」な個性を持っていることを実感してもらい、「共生」について考えていただきました。
まずは店長ふくちゃんよりNPO法人ぴーす設立までの経緯、自身の息子さんの成長とともに支援してきたモノのお話、親の気持ちのお話。
その後初代店長ZONOさんより「モノによる支援」のお話をしていただきました。
パワポで繰り広げられるわかりやすいお話の中に、少しおちゃめな動画もあり♪
(亀がスケートボードを使うと、うさぎより早く歩いてた=モノによる支援)みなさんの笑い声も聞こえてきました。
最後はぽっしぇ店内をぐるっと見てもらい、感想や質問をいただく時間としました。
自分達もふくめ、人は誰しも「便利グッズ」や「ちょっとした工夫」を使って、
楽にやりたい事をやって、苦手なこと軽減して暮らしていることに
気づいてもらえたかなと思います。
障害のある子どもたちにこれから出会うであろう若い皆さん!
お仕事に就かれ、悩まれたら、またぜひぽっしぇにお越しください♪
皆さんを応援します!
この日は2回目の幼児進路相談会を開催しました。
昨年就学相談を体験した1年生のお母さんをお招きし、就学相談の実際について
詳しくお話していただきました。
みなさん、熱心にメモをとる姿が印象的でした。
就学相談は地域の小学校に直接申し込んでくださいね。
その際必要な申込票は小学校でもらうか、堺市のHPからダウンロードできます。
裏面もあり、記入するのは大変かと思います。
記入できましたらぜひコピーをとって、『あい・ふぁいる』に挟んでおいてくださいね。
相談会では、他に支援学級や通級指導教室について話しました。
参加された方の感想です。
「心配しすぎず、なるようになる気持ちで取り組もうと思います。」
「今日参加して、責任ある選択に、どこへ行ってもメリット、デメリットはある、とすごく納得しました。」
「とても具体的であたたかい体験談やお考えをお聞きできて本当にありがたかったです。」
また
「質疑応答の時間があればよかったと思います。」
「同じ悩みのお母さん方ともっとコミュニケーションがとれたらと思いました。」というご意見もいただきました。
十分にお時間がとれず残念でした。
小さなセミナーやあい・ふぁいるセミナーは比較的ゆっくりお話しできますので、みなさんお越しくださいね♪