ご報告がすっかり遅くなってしまいました!
1/18に連続勉強会第8回目「ことばとコミュニケーション」が開催されました。
「なかなか言葉が出ない」
「同じ言葉ばかり繰り返して、会話にならない」
言葉に関するお悩みは、ぴーすでも沢山伺います。
私も悩んでいた1人でしたから、皆さんのお気持ちはとってもよくわかります。
「言葉さえ出たらなぁ!」とずっと思っていました。
なんとかしゃべらせよう、しゃべらせようと声をかけていたように思います。
その一方で「私はこの子のことは何でもわかる!」とばかりに先回りして、
息子が「あ」と言えばお菓子を出し、「んー」と言えば抱っこし…。
彼のコミュニケーションのチャンスを、ことごとく奪っていたなぁと反省します。
今回はそんな母と子のコミュニケーションあるあるを、
講師陣でロールプレイをして、参加者の皆さんに見ていただきました。
お茶が欲しいとき、お子さんはどのように伝えてきますか?
@子どもが座ったら、母が察して出す
A子どもが勝手に取りに行く
B机をたたくなどの問題行動
Cクレーンで伝える
D「ちゃ」など違う方向を見て言う
Eコップやカードを渡す
これらをロールプレイで見ていただくと、参加者の多くがうなづきながら、
「やるやる」「あ、うちコレだ」と苦笑いされていました。
ちなみに我が家は@とCでした。
目指すは?!ということで、コミュニケーションの方向性について今回は学んでいただきました。
相手に「伝わる」喜びが、コミュニケーションを「楽しい」と思ってもらうことに繋がります。
是非お子さんに合った工夫や時にはちょっと仕込んで(わからないふりをして)、
お子さんの「伝えよう!」をいっぱい出してあげたいですね!
寒い日が続くこの日、あい・ふぁいるセミナーには6名の方が参加してくださいました。
うち4名の方は、ぴーすのデイや支援プランセンターをご利用の方で支援者さんとともに
あい・ふぁいるの記載も進めつつ、たくさんお話もでき、満足されたご様子でした。
また、別の2名の方も少し先輩のお母さんであるぴあリーダーさんから小学校生活の極意を
いろいろお話してもらっていました。
今日ご参加されたある保護者さまから『就学相談』の際に学校側から求められた聴き取り
シートのコピーを見せていただきましたが、B4サイズ2枚のかなりの情報量で記載するのが
大変だったとのこと。
こういったシートを記載する時にあい・ふぁいるがあれば楽なんですよ!
ですが、逆にこのシートをあい・ふぁいるにはさんじゃうのもアリなんです!!
あい・ふぁいるにもともとはさまっているシートを必ずしも使う必要はありません。
この保護者さまは他にもいろんな書類をはさみ、あっという間に立派なあい・ふぁいる
ができました☆
こんな風に、実はあい・ふぁいるは「書く」ところが少なくてすむように作られています。
学校に提出する書類や病院の問診票なども上手に活用していきましょう。
提出先に出す前にコピーをとっておくことをお忘れなく!
次回、あい・ふぁいるセミナーは3月2日に行います。
なかなかご自宅では記載が進まない方、2回目3回目のご参加も大歓迎ですよ。
あい・ふぁいるには、年代別にインデックスシートを
はさむとわかりやすいです。