2月に入ってすぐの日曜日。
ぴーすの防災ワークショップチームは、
なんと!?池田市まで行ってきましたよ!
主催は、大阪府精神障害者家族連合会の豊能圏域家族会さま。
実は!同じ団体の、南河内圏域家族会さまには、
昨年同じ時期に呼んでいただきました。
とってもありがたいことです!
今回も、30名以上の保護者の方が集まってくださいました。
豊能圏域ということで、大阪北部地震を経験された方もいて、
大変意識の高い方が多かったです。
ワークショップも
「精神障害者の避難所での生活について考えたい!」
と声を上げてくださり、
急遽お題を変更して、活発な意見が交換されるものとなりました。
参加者の皆様にお伺いしたところ、
「危険を察知し、避難行動は出来る」
と答えた方が多く、
いわゆる「災害時避難行動要支援者」ではないことはわかりました。
でも、避難生活となると、
障害故に、大勢がいる避難所は難しい…。
避難所に行かないのであれば、どうするか?
在宅避難のポイントや車中泊の危険性などを話し合いました。
これまでは、漠然と「避難所は無理かな…」というところで
思考がストップしておられたと思いますが、
自宅の耐震基準は?
備蓄はどれくらいいる?
情報をどうやって入手する?
など、具体的にやるべきことが見えてきたワークショップでした。
私たちも精神障害の方の抱える問題を知ることが出来、大変勉強になりました。
大阪府精神障害者家族連合会の豊能圏域家族会の皆様、ありがとうございました!
阪神淡路大震災のあった1月から東日本大震災のあった3月に多くなる
防災ワークショップのご依頼。
主催者さまだけでなく、参加される皆様の「防災意識の高まり」を
強く感じる時期でもあります。
今回は、大阪市の東住吉支援学校PTAさま主催の
防災ワークショップに伺いました〜!
役員の方を含めて保護者の参加人数は26名!
準校長先生、担当の小学部の先生も一緒にワークショップに
参加してくださいました。
タイトルは
「災害が起きた!家庭と学校の連携は?
しっかりワークショップで学びましょう!」
ということで、災害時にどうやって学校と連絡を取るのか?
特に通学バスに乗っている間に災害が起きたら?を一緒に考えました。
東住吉支援学校は、バス通学している児童・生徒さんだけでなく、
自力通学している方も!
中には毎月必ず確認して
「通学中に災害が起きたら、家が近くても学校に行く!」
ということを、お子さんに徹底されている保護者の方もいましたよ!
また知的障害や発達障害の方だけでなく、
医療ケアの必要な児童・生徒さんもおられるとのことで、
電力の確保についても熱心に質問される方もいました。
先生方からは学校の現状や予定している準備などの説明もあり、
保護者の皆さんは安心されたのではないでしょうか。
一方で、見えてきた問題、課題もありました。
それを共有できたことがよかったです。
学校、保護者、そして子どもたちと一緒に、
これからも防災に取り組んでもらえればと思います。
東住吉支援学校の皆さま、ありがとうございました♪
皆さんあけましておめでとうございます!
2020年最初の防災の講演に行ってきました〜♪
大阪手をつなぐ育成会さま、実は1年半ほど前にもお伺いしました。
その時は…ちょうど大阪北部地震の直後。
とても熱心に聞いていただきました。
今回は年始早々、しかも雨の降る朝だったにもかかわらず、
前回を上回る人数の、約40名が参加してくださいましたー!
障害者児の保護者の方にお話をさせていただくと、
皆さん我が子の心配ばかりが出てきます。
その気持ちは私もとってもよくわかります。
でも。そもそも。
あなた自身に何かあったら?
怪我をしたり、考えたくはないですが、
命を落としてしまうようなことがあったら?
あたな自身が助からないと、障がいのある我が子を助けることは出来ません。
まずは自分の命を守るということ
自助を高めるということ
をお願いしてきました。
防災クイズのあとは、障害者児防災の基本について。
ここでは多くの方から「福祉避難所」「災害時要配慮者名簿」について、
質問が多くあり、各市町村の現状について話し合い、
とても重要な情報共有が出来ました。
終了後は前回も参加してくださった保護者の方から、
「前回聞いた後、家族で情報を共有しました。
今回学んだことは、家族だけでなく、
支援者の方とも共有していきたいと思います」
と言っていただき、とってもうれしかったです♪
ここから年度末まで、講演依頼が続きます。
講師陣には忙しい時期になりますが、
「聞いてよかった」と思っていただけるように、頑張りまーす!!