自閉症スペクトラムなどの発達障害を持つ人にとって、
構造化は大事、っと何となくは知っているけれど、
具体的に構造化ってどうするの?家具の位置など変えることなの?
と思っていらっしゃる方も少なくないのではないでしょうか。
実は構造化と一言で言っても4種類あり、
スケジュールや手順書なども構造化の1つなんだそうです。
その中で物理的構造化(快適な場所づくりの工夫)を、
今回セミナーで教えてもらった後、実際にチャレンジ!!
ぱれっとの交流室を大きく使い、リビングと子ども部屋に見立てました。
一瞬我が家かと見間違うほど…かなーりリアルにごちゃごちゃしたお部屋!
2グループにわかれて、それぞれリビング、子ども部屋を構造化!
話し合いながら家具を動かしたり、思い切って捨てる!という選択も。
大人の大事なものには目隠しのクロスをかけています。
パーテーションを使って兄弟の空間を分けています。
制限時間ギリギリまでアイデアを出し合いながら、
トライしてもらったお部屋がコチラ!!
なんてことでしょう〜〜!?
スッキリして、誰がどこで何をする場所なのかが分かりやすいですね〜!
皆さん実際に体を動かして構造化を体験したことで、
イメージしやすくなったのでは!?
大きな家具を動かしたり、1つの活動ごとに別の場所を準備するのは
うちではとても無理…と思われていた参加者さんもいらっしゃいましたが、
実はラグを敷いて目で見て境界がわかるようにするだけでもOK!
同じダイニングテーブルでも、ランチョンマットやトレイなどを変えたり、
パーテーションをすることで、食事やおやつ勉強などにも使えるなど、
沢山のアイデアを知り「家に帰ったらすぐにやります!」っと、
やる気満々で帰られました!
私も皆さんからいただいたエネルギーで、構造化チャレンジしてみます!!
(記:ともちゃん)
3回に渡って開催されたぽっしぇスタッフ講師編も、いよいよ最終回!
今回は「自立を助ける支援グッズ補助具・文具など」です。
なかなかお箸が上手に使えない…。
勉強中落ち着いて座っていられず、叱ってばかり…。
コワイ顔をして練習ばかりさせていませんか?
私たちもそうやって苦労してきた母だからこそ。
その練習が大変なことも、時間がかかるわりに効果がないことも経験してきました。
そんな母たちがスタッフのぽっしぇには沢山の支援グッズがあります。
「今の力でできる」ことを自立を助ける支援グッズと考え、
ご本人のやりたいことを応援しています!
まずはぽっしぇ店員による商品紹介♪
沢山の支援グッズの使い方などをご紹介しました。
手に取り試していただき、その性能について実体験していただきました!
某CMの「あるとき〜、ないとき〜」の逆バージョン?!
まずは支援グッズなしでトライ!その後便利な支援グッズありで試していただきました。
その違いに思わず「おぉぉぉ!!」っとの声も!
そして何も特別な支援グッズを購入しなくても、
実は母はおうちのエジソン!皆さん色々な工夫を暮らしの中で行ってきました。
上手くシャンプーの泡立てが出来ないなら、泡ででるシャンプーを。
靴の左右を間違えるなら、中敷きを絵合わせに。
お母さんの工夫って素晴らしいですね!
参加者の方からは「グッズを使ってみることで子どもの感覚になって考えてみることができ、
身をもってやりにくさを感じる気持ちに気づきました。」との感想もいただきました。
子どものやりたいことを、楽にできるよう応援する!
そんな支援グッズを、ぽっしぇでは実際にお試しいただくことが出来ます。
是非お子様と一緒に試しにいらしてくださいね♪
(記:ともちゃん)