5月30日(木)に小さなセミナー「発達障がい・知的障がいの学習」を行い、4名の方が参加されました。
前半は、レジュメに沿って「環境を整える」「視覚的な情報提供」「自己決定・自己選択」が勉強においても大切であることなど、ファシリテーターが体験談や具体的な対策例をまじえながら話しました。
障がいを持つ子どもが苦手な「じっと座って勉強する」ことや「好きではないことに注意を向けること」のためにどうすればよいのかということや、障がい特性に配慮しながらの学習についての体験談には皆さん聞き入っていらっしゃいました。
後半は、参加者の皆さんから困っていることや質問をいただきました。
「漢字が苦手で何度もやっても覚えられなくて…」
「宿題やテストで解答や問題を飛ばしてしまいます。」
「字が丁寧に書けないんですが…」
など、いろいろな話題が出ました。
「どうしたらいいか」ということだけでなく、「こんなふうに成長していくのかな?」と少し先の学校や勉強のことも、感じがつかめる良い機会となりました。
(記:すみ)